昨年の3月11日の原発事故をふまえ、日本の新しいエネルギー政策をつくるため、国では「エネルギー基本計画」の策定プロセスが佳境に入ってきています。資源エネルギー庁の基本問題委員会をはじめ、環境省の中央環境審議会、原子力委員会などそれぞれに審議が進められてきました。基本問題委員会や原子力の新大綱策定会議などはネット中継も行われており、ここでどんな話が進められているのか誰でも見ることができます。かつてより、ちょっとオープンになったと言えます。
でも、審議のベクトルは、震災前と何がかわったのだろうかという原発推進の空気がいまだ大勢を占め、「脱原発依存」とはまるで違う方向で動いていることは、見ている方なら読み取っていることでしょう。基本問題委員会などの審議の進め方については、国会からも異論が出ており、今後の動向に注目です。
いずれにしてもそれぞれの会議でのとりまとめが行われた後には、内閣府の国家戦略室に設置された「エネルギー環境会議」でとりまとめられ、夏に向けて「国民的議論」が行われることとされています。
今、気候ネットワークでも、このとりまとめが出てくるタイミング(6月)にあわせて、政府やそれぞれの審議会に関わった委員の方たち(原発推進も脱原発の両方の立場の方)をお招きして、これまでの議論についてお話いただき、一人ひとりがこれからのエネルギーや気候変動対策について考えていくためのシンポジウムを企画しました。
どなたでもご参加いただけますし、気候ネットワークの会員の方や学生は無料です。
ぜひご参加ください。
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◆シンポジウム「わたしたちが選ぶエネルギー・気候変動対策」
http://www.kikonet.org/event/20120602.html
日時: 2012年6月2日(土)13:30~18:00
会場: 日比谷図書文化館コンベンションホール
(東京都千代田区日比谷公園内 東京メトロ「霞ヶ関駅」徒歩5分)
参加費: 一般1,000円、会員・学生無料
申込み: http://bit.ly/IHeNWP
内容予定:
【第1部】13:30~14:00
講演「持続可能な社会へ~これからのエネルギー・気候変動対策」
浅岡美恵(気候ネットワーク代表))
【第2部】14:00-15:30
(1)政府による説明
資源エネルギー庁、環境省、内閣府国家戦略室(いずれも予定)
(2)政府の委員会の委員のコメント~選択肢の意味とは?
橘川武郎(一橋大学大学院教授)ほか
(3)市民が考える” エネルギー政策の選択肢”
平田仁子(気候ネットワーク東京事務所長)
【第3部】15:45 ~17:50
みんなでディスカッション
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)
金子勝(慶応義塾大学教授)
和田武(日本環境学会会長)ほか